涼を感じるお茶会

七月も後半となり、2年生は茶道の授業の締め括りとして、

2年生が主導して、お茶会を開催しました。(1年生はお手伝い)

 

 

この日のお茶会のために、放課後には毎日の様に練習をしていて、

和裁で忙しい中、練習に集中して取り組む姿には、先生方も感心していました。

 

今回は『葉蓋』といって、水指の蓋に葉っぱを用いる事で(蓋の代わりにする)、

緑陰を連想させ涼を感じてもらおうという趣向のお点前でした。

確かに見ているだけでも涼しい気分にさせてくれました。

 

 

↑葉っぱはサトイモの葉を使用したそうです。

 

毎年、茶道の佐藤先生が御用意してくださるお菓子ですが

今年は『岩もる水』といって、この暑い時期には、名前からして涼を感じさせてくれる

ぴったりのお菓子でした。

 

 

覚える事も沢山あり、練習する時間を作ったり大変だったかと思いますが、

今回、やりきった時には達成感も得られたと思います。

当人達でなくてもそういう姿を見ると、こちらも嬉しく、またとても気持ちの良い思いになりました。

 

 

 

2年生、1年生の皆さんお茶会お疲れ様でした!

お抹茶とお菓子美味しかったです^^

 

 


オープンキャンパスのお知らせ 7/27(金)・28(土)

今週の7月27日(金)・28日(土)オープンキャンパス開催いたします。

体験内容は、ゆかた作り、茶道、着付けなどがあり、和の文化を色々触れることが出来ます。

モノ作りが好きな人、着物や浴衣に興味のある人や全く和裁を知らなかった人も

参加お待ちしています!

 

オープンキャンパスの1日のスケジュール

(10〜15時半の予定)

・学校説明⇒ゆかた作り⇒お昼ご飯(お弁当ご用意しています。学生も一緒に食べるので気になるコトなどお話を聞くチャンス★)⇒着付け⇒茶道⇒寮見学(希望者)

 

 

 

 

 


染色旅行体験記❣! 【後半】by学生

2日目は『東京スカイツリー』の見学からスタート。

私は初めてのスカイツリーでした。
高いですね。



偶然にも窓の清掃風景を見ることができました。心臓が縮こまります。




旅の最後は
『東京染ものがたり博物館』

とっても粋な東京染小紋と江戸更紗を中心とした工房兼博物館で、糊置き体験をしました。



細長い板に反物を貼り付けて糊を塗ります。糊が付いているところは染料が入らずに白く残ります。
同じ型紙を使っても、人によって力加減が違うので糊置きだけでも個性が出ます。
そして、小紋なのでとにかく細かいです。一見すると無地に見える小紋が自らのステータスだったみたいです。


2日目も終了。
無事に静岡に帰ってきました。


様々なものを見て、体験して、楽しんだ2日間の染色旅行でした。

来年は加賀友禅で有名な石川県が舞台です。
楽しみです。

 

 

実際に職人さんからお話を聞けたり、道具を使わせてもらったりと貴重な体験が出来たようです。

東京はよく行かれる方も居るとは思いますが、染色などの伝統的な産業もまだまだ残っているので、是非とも旅行先、遊びに行く際はこういった所を目的地に行くのも面白いかと思います。


染色旅行体験記❣! 【前半】by学生

2018 染色旅行、舞台は東京です。


最初の目的地は、
河口湖にほど近い『久保田一竹美術館』

「一竹辻が花」で有名な久保田一竹の作品が展示された美術館です。
着物を何枚か並べてひとつの作品となる連作は、やはり1枚で表現されたものよりも壮大で迫力がありました。
また、日常的に普通の着物を縫っている身としては、最初から美術作品として展示するために作られたであろう着物のサイズ感が見ていて面白かったです。
作品だけでなく、一竹本人が構想した美術館の建物は、和洋折衷な建築方式に物珍しい様々な建材、自然を生かした綺麗な庭、作品と合わせてとても浮世離れした空間を作り出していました。

 



2つ目の目的地は『大石紬伝統工芸館』

久保田一竹美術館からも近く、河口湖を眼前に望む大石紬伝統工芸館にて、繭玉(まゆだま)を使ったマスコット作りを体験しました。
繭玉とは大雑把に言うと、糸を紡ぐ前の繭の塊です。振ると中からコロコロと音がします。
ハサミで切ってみると…

 

「キャー!!!?」
そうです、蛹です。そこかしこで悲鳴が上がりました笑笑
最終的には可愛らしいウサギになりました。

 

 

お次は『小江戸・川越散策』

蔵づくりの古い町並みが魅力的な川越を各々散策しました。
どんな感じかと期待していましたが、蔵の前は普通の道路で車通りもなかなかのもの。少し情緒に欠ける感じがありました…。

 

昔ながらの駄菓子屋がある「菓子屋横丁」で量り売りの駄菓子があり、童心にかえって買い物をしました。



そして最後は『東京 浅草』

夕方に到着して各々自由に散策しつつ、夜ごはんを食べました。
浅草周辺と言えばやはり浅草寺とスカイツリーですね。

 

隅田川の方まで歩きスカイツリーがお目見え!!
こういう写真撮りたくなりますよね。
手乗りスカイツリー


1日目終了。

 

今回2年生の学生から染色旅行の様子を伝えてもらいました。

染色旅行は1・3年生が必修となりますが、他学年も参加することも出来ます。

2日目はまた後日アップします。


*〜*辻村の学生による着付け教室for高校生*〜*

今年も、これから和裁を学ぶ高校生のために

辻村の学生による着付け教室を行わさせていただきました。

 

家政科のある静岡女子高校へ、辻村の学生はゆかたを着て行ってきました。

辻村では、ゆかたや着物を着る機会が多くあり、着付けの授業もありますので勿論着る事は余裕(?!)で出来ます。

誰かに教えるという事はまた別問題ですが、2年次には着付けの授業で他装も学びますので、教えるにあたってそれほど心配もないようでした。

 

まずは、デモンストレーションで着付けを見てもらい、同時に着物の部分の名称などを説明しました。

部分の名称などは辻村和服専門学校に入学した際、一年次には必ず覚えます。

その後は、グループに分かれてもらい辻村の学生が教えていきました。

教わりながら着ていき、ちょっとしたところを直されたりしつつも、

最後は綺麗に着れたようです^^v

 

夏と言えばゆかたのシーズン

お祭りやイベントで着る機会もあると思うので、これを機に自分で着られるといいですね!


染色旅行in山梨・東京

7月1・2日に染色研修旅行に行ってきました。

今年は、1日目は山梨県河口湖にあります久保田一竹美術館 

 

2日目は東京・江戸小紋染め体験やスカイツリー(見学)に行ってきました。

 

 

今回はよく晴れて絶好の旅行日和だったようです。(ただ暑さがかなり厳しかったらしいですが´w`;)

旅行のお話は、参加した学生にUPしてもらうので続きは次回に!!

 

 

 

*研修旅行の目的* (色彩学を担当してくださっている稲葉先生より)

 

 和裁士になるため毎日手にしている反物、白生地がどのようにして素晴らしい模様が施され皆さんの手元に来るのかを知るため、日本の伝統を誇る手仕事の染色を中心に研修旅行を実施しています。

 1つ目は、伊勢の型紙・京友禅の研修に、鈴鹿市・京都方面へ

 2つ目は、辻が花染・江戸小紋の研修に、河口湖・東京方面へ

 3つ目は、加賀友禅・九谷焼の研修に金沢方面へ

 4つ目は、甲州印伝・藍染・有松絞りの研修に山梨・名古屋方面へ

と4つのコースを一泊二日の日程で毎年順々に研修していきます。

 人の文化は、“その人が歩いた距離に比例する”といわれています。

染色研修旅行を通していろいろな所を歩き、それぞれの文化を自分の目で確認し、

そして更なる興味関心を深め、これからの皆さんの人生に、

“自分なりの豊かな文化”を築く礎にしていけるように願っています。


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