【伝統工芸】日本刺繍の体験イベント!!

今回は、

日本刺繍「まゆの会」の講師 末吉先生を招きまして、日本刺繍の体験をしました。

 

基本的に道具は、生地を張る刺繍台、針、糸と和裁をやっている学生達にとっては、馴染み深いものばかり。

ただ、針の長さが和裁では使わないような短い針だったり、刺繍糸は12本の細かい糸から出来ている事など、違いも当然あります。刺繍糸は12本の細かい糸をそのまま使ったり、撚り合わせたりして使うことで、絹糸の光沢を表現出来るそうです。

(今回は時間の都合上、糸を撚る作業はしませんでした)

 

普段から使い慣れている針や糸なので、皆さんスイスイと進める事ができた様です。

 

 

同じ日本文化のモノであり、着物ととても縁のある日本刺繍。

皆さん楽しく体験出来たうえに、新たな世界も知れたのではないでしょうか。

 

 

 

先生の帯もご自分で刺繍されたものを着て来てくださいました。

他にも東海道五十三次なども刺繍されていて、正直驚きました。

遠目で見ると刺繍というのが分かりません・・・再現度が凄くて描かれたものかと思う程です。

興味がある方、調べてみてくださいね^^

 


〜帯の結び方は色々〜

 帯の結び方は色々あります。

帯結びについて書かれている本を見ても40種類以上の結び方が紹介されていますし、

載っている以外にも独自に考えて結ぶ事も出来る様です。

 先日、イベントで学生が振袖を着た時も(着付けをしてもらいました)、それぞれ帯の結び方が違いました。

プロの着付けの方では無いですが、結び方の基本の「文庫結び」「二重太鼓結び」「立て矢結び」が出来れば

色々とアレンジして帯を結べるとのこと。

 

この時のイベントでは席に座る時間が長かったので、背もたれに帯が当たっていても着崩れない様な結び方を心掛けたということでした。あとは帯の柄や長さなどを見てその場の判断で結び方を変えていったそうです。

名前(結びの名)は特に無いみたいです。

 

「基本」がちゃんと出来る事で、「応用」を利かせられ、自由な発想で結べたり、着付けが出来るのは楽しそうですね。

よく、基本が大事とは言いますが、まさにその通りだなと感じました。


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