染色旅行

毎年、色彩学の授業の中で染色旅行へ出かけています。
色彩学の稲葉先生引率の元、今年は山梨、東京方面へ旅行しました。
山梨県では辻が花の技法で知られる久保田一竹美術館と大石紬伝統工芸館へ
東京では江戸小紋の染体験。
その他にも途中観光もあったりと盛りだくさんな内容でした。


久保田一竹美術館
赤松の自然林の中、河口湖を望む絶好のロケーション。
独特な回廊を有する建築物に自然が楽しめる庭や散策路もありゆっくりとした
時間を過ごせました。
上の写真は受付前で。
一千年を越すひばの大黒柱16本を使ったピラミッド型建築物に展示された久保田一竹の
ライフワーク「光響」の連作や富士をテーマにした作品群などを見学。
『一竹辻が花』の豪華絢爛な着物にため息が出るほど。


大石紬伝統工芸館
まゆを使って動物をつくる体験教室に参加しました。
まゆ2つを使って黙々と切り貼り切り貼り…
スタッフの方から、2匹以上の蚕が共同してつくったまゆを『玉繭(たままゆ)』
と教えていただきました。


かわいいうさぎの出来上がり。


河口湖からの富士山
その後浅草へ


東京スカイツリーを眺められる浅草に宿泊。

2日目の始まりは、スカイツリーから

地上350mからの眺望。
あいにくの曇り空、うっすらと東京タワーや東京ドームが見えました。

昼食には月島もんじゃ焼きを食べて観光も満喫☆

2日目のメインは東京染ものがたり博物館で江戸小紋の染体験(富田染工芸)

型付けで柄を染める板場や色糊を調整する部屋などの工房を見学。
代表の富田篤さんによる染の種類や歴史などのユーモアたっぷりの講義で
楽しく学ばさせてただきました。

緻密に掘られた型紙に糊を置いて小紋柄を染める体験。
上の写真は糊置き体験をしているところ。
糊を均一においていきます。これが本当に難しい!!
ムラなく均等に糊置きができるようになるには何年もの修行が必要とのこと。
皆で染めた江戸小紋は完成して学校へ送られてきました。
とても貴重な経験となりました。

写真・文章:3年鈴木




 

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