10月26日(日曜日)辻村和服専門学校は創立以来始めての文化祭
「和祭」を開催しました。
在校生、教職員一同、着物でお出迎えしました。
受付で食券やお茶券の引き換えです。
本校では和裁以外にも着付け、茶道、染色、色彩学、料理などユニークな授業が展開されており、日ごろの勉強の成果を見ていただけるような内容になりました。
【お茶席】
学生によるお茶席で本校の2年生が主体となっておもてなしをしました。
約120名のお客様がご参加くださり、ご好評をいただきました。
【あい染め体験】
染色講座で勉強している学生が、ハンカチの藍染め体験を開きました。
日ごろの作品を展示してとても素敵なアトリエコーナーができました。
染色コーナーの看板娘は自分の振袖を藍染めの型を彫るところから仕立まで全て自分で作品にしたそうです。その振袖を着てとっても素敵でした。何でも自分で出来てしまいます♪
上から見下ろすとそこには藍の世界が広がっていました。
染めたハンカチを乾かしています。素手で触るので手が真っ青に。
【喫茶、食事処】
料理実習の牧野先生協力のもと、こだわりの食事、ケーキを提供しました。あずきから作ったどらやきは大人気でした。厨房の中では着物に割烹着を着てがんばってくれました。
【展示、仕立ての実演】
江戸時代の着物など大変貴重な着物を数多く展示することができました。仕立ての実演中です。
一緒に運針体験をしてもらいました。簡単そうに見えて・・・ん〜難しい!
【バザー販売】
学生が一針一針縫った針山やポーチなどの和小物を販売しました。手作りのものは好評ですぐに売り切れてしまうほどでした。
バザー会場で☆
・着付けの体験
「浴衣を自分で着られるようになりませんか」をコンセプトに着付け教室を開きました。みなさんとても熱心に聞いてくれました。
初めてのことでどうなることかと不安もありましたが、学生が皆で協力して文化祭を盛り上げてくれました。また、学校を開放することで地域の人に日本の文化や和裁を知っていただける機会になれていたら幸いです。
当日は多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。