加賀友禅伝統産業会館 にて友禅染めの体験
内容は 地染めされているハンカチに下絵が書いてある状態のものに、型紙を置き、五色の染料で色を付けるとゆうもので、加賀友禅の特徴である 『ぼかし』とゆう技法を体験しました。
筆の先に付ける染料の量が難しく、上手にぼかすのが大変でした。
加賀友禅の特徴 『加賀五色』とよばれる、加賀友禅ならではの色使いをし、着物の柄の様子や、職人さんによって、色が異なる。 加賀友禅は柄に 『虫食い』 などの技法も使われます。
国産の加賀友禅には 反物の端に 伝統証紙 と 加賀友禅証紙の二枚が張ってあります。 加賀友禅証紙は四種類あるそうです。 加賀友禅染めには 『伝統工芸士』の資格があります。 辻村でゆう 国家検定 一級和裁士 と言ったところでしょうか。
加賀友禅には 手描友禅 と 板場友禅 があり、工程、出来上がりが異なります。
手描友禅の主な工程 ・図案作成 ・下画 ・糸目糊置き ・彩色 ・蒸し ・伏せ糊置き ・地染め ・蒸し ・水洗
まずはスケッチをする。それを基に図案を起します。
着物に下絵を描きます。このときにツユクサの花の汁を利用するそうです。(洗うと落ちる)
糊置きでは 生地を伸子で張り、 筒に先金を付けた道具に、糊(←何種類かある)を入れて下絵に添って糊を置いていきます。糊を生地に浸透させる作業、通称『地入れ』をした後、彩色に移ります。『加賀五彩』に基づきいろんな色を組み合わせるそうです。
彩色をしたら、次の工程『伏せ糊置き』で糊に色が移ってしまわないようにここで蒸しをし、色を定着させます。 後、地色を染める準備 『伏せ糊置き』をします。
乾いたら下地染めに移ります。このとき地色が鮮やかに均一に染まる様に『豆汁』を塗るそうです。 ハケで全体に色を置き、蒸します。 水洗し糊を落とし乾燥させます。
板場友禅の主な工程 (型友禅・加賀小紋とも言う) ・図案作成 ・型紙彫刻 ・白地板貼り ・色あわせ ・型付け ・伏せ糊置き ・地染め ・蒸し ・水洗
手描き友禅とは異なり、 型紙を使用します。
大きく分けて九つの工程ですが、一つ一つの工程に職人さんの技がぎっしりつまっていました。 普段学校で縫わせてもらっている反物の中に加賀友禅もあり、実際に染色体験をし、勉強できて良かったです。
館内には彩色の実演も見ることが出来ました。 職人さんにいくつか質問をさせてもらいました。 Q、職業病は何かありますか?
A、指先の筆だこ・・・・と、 運動不足
Q、忙しいシーズンはありますか?
A、2月と8月かな。 (展覧会?←うろ覚え→発表会?前が忙しいそうです。)
Q、一反の柄にどれぐらいの時間で色を付けますか?
A、物により時間は違います。 ここに飾ってある留袖は三日間ぐらいかな。
染色体験が終わり、近くにあった兼六園の近くにて昼食。 とても古い建物で、 郷土料理の『じぶ煮』を食べました。
〜バス移動〜
スーパー林道を通り、山の風景を満喫しました。 緑がとても綺麗でした。
世界遺産・白川郷散策
有名ながっしょう造りの建物を見てきました。街全体が古き良き日本 ってかんじがしました。さすが世界遺産。 お土産屋さんがいっぱいあり、とてもいい買い物が出来ました☆さるぼぼが可愛かったです。
バスに揺られる事四時間 全員無事で静岡に帰ってくることが出来ました。 めでたしめでたし!