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親子で和裁士に!〜新春親子対談〜

新春親子対談【娘・・・平石菜緒(22才) 母・・・平石純子(52才)】

正月に里帰りした平石菜緒さんが、久しぶりの栃木の実家で母と和裁士について語らいました。
菜緒さんは昨年、辻村和服専門学校を卒業し、(有)辻村和裁研究所の専属契約和裁士としてプロ和裁士の道をスタートさせました。秋には香川で行なわれた技能五輪全国大会和裁の静岡県代表として、出場をはたしました。母は栃木県の専門学校を卒業後、38才で国家検定2級を取得、39才で職業訓練指導員、40才で国家検定1級を取得する、現在和裁歴34年の大ベテランです。

h19 002.jpg娘 新年明けましておめでとうございます。
  あらたまって、お母さんと和裁の話をしたことが無かったんだけど、
  お母さんが和裁を始めたきっかけは何だったの?
母 親戚の伯母さんにすすめられたのよ。
娘 和裁をやってる伯母さんね。あの伯母さんはいまでも和裁やってるの?
母 まだやっているはずよ。伯母さんいくつになったかしら。 
娘 定年が無いから、生涯現役だね。
  お母さんが和裁を習ったときと今とでは、何か違うのかなあ?

h19 004.jpg

母 私は高校卒業後、地元の専門学校へ行ったんだけど3学年全員で20人〜30人ほどのこじんまりした学校で、3年で卒業した後、先生の具合が悪かったので、お母さん1年間後輩に指導したのよ。
娘 成績が良かったって、自慢してる?
母 まあ、そうかな。
  学校はたたみに座ぶとんで、はじめは足にかけはりをつけて縫っていたんだけど、見学の人とか来たときに格好が悪いということになって、くけ台を使うようになったの。
娘 へー 足にかけはりなんて考えられない。スカートはいて出来ないし、畳に座ぶとんっていうのも 足が痛くなりそうだね。
母 最初は痛いけど、なれるとそうでもないわよ。
娘 私はイスで縫っているから良かった。足のこととか考えなくていいしね。

h19 016.jpg母 入学して始めの一ヶ月は布を計る練習をしたの。布さばき って言ってね。
それから、自分の羽織を縫って、出来たら自分で着て先生に見せに行くんだけど、そうすると先生が背縫いをひっぱって、衿肩の具合を見るの。
なかなか お客様の物は縫わせてもらえなかった。先生は厳しくて、左右で5厘違っても怒られた。
  お昼は弁当を持っていくか、近くでパンや焼きそばを買って食べたな。
  蒸気アイロンは無かったから、普通のアイロンで地直ししていたよ。
娘 私は学生の時から給食を作ってくれる人がいて、毎日温かい物が食べれるんだ。栄養バランスも良いし、おいしいんだよ。
  和裁の話に戻るけど、以前は経験年数が10年も必要で、お母さんが国家検定の1級に合格したのは40才の時だったね。自分が和裁をやってみて初めてわかるんだけどすごいと思うよ。お母さんやるなって感じ。今は制度が変わって、私は来年挑戦できるんだ。頑張るよ。
母 頑張ってね。応援してます。

  (写真撮影 お父さん)

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  • 2019.11.19 Tuesday
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