辻村では裁ちの授業は主に4年生を中心に勉強して行きます。(進み具合では3年生から裁ちの授業に入る学生も居ます。)
勿論裁縫もしますが、3〜4週間をサイクルに一週間丸々裁ちを勉強していきます。
今回は、現在裁ちを勉強している学生へ、
「ゆかた」の裁断確認テストを行いました。
裁ちに必要な寸法の出し方や計算、柄の出し方などの理解の確認と裁ちあがるまでの時間を計りました。
試験用に全く同じ柄の浴衣の反物を使いました。
当然いきなりハサミを入れる事は出来ないので、まずは指定寸法が自分の持っている反物で長さが足りるのかなど見積もりをしていきます。ここで反物の長さが足りなかったりした場合は裁ち寸法を変えて見積もりをしたりしますが、あくまで指定寸法を取れる様に調整していきます。ただ柄などの流れも考えなくてはいけなく、ただ長さがあれば良いというわけでもないので、その辺が慣れるまで難しい所だと思います。
お袖の部分や身頃の部分等が決まり、
いよいよ裁ちの瞬間・・・(一度切ってしまったら元に戻らないというプレッシャー!!)
今回は練習用の反物を使い裁ちをしましたが、それでもやはり反物にハサミを入れるのは緊張したようです。
皆さん合格点!もらいました(^^)v
裁ちは緊張しますが、自分のセンスで着た時の雰囲気が変わってきますからとても重要!しっかり学んで、裁ちは楽しい♪と思えるようになると良いです。